ポーズマスター完全ガイド:ポーズを変えても、キャラクターの顔は変わらない
苦労してようやく満足のいくキャラクターを生み出した。顔も髪型も衣装も全部そろい、さあ物語の中で走らせ、拳を繰り出させ、振り返って微笑ませようとした矢先、もう一度生成したらその顔が崩れてしまう。ポーズを変えると、キャラクターがまるで別人になる。これは漫画のコマ割りを作るとき、いちばんがっかりする瞬間でしょう。ポーズマスターは、まさにこれを解決するために生まれました。ポーズを変えても、キャラクターの姿をしっかり保つのです。
結局、何をしているのか
一言でいえば、ポーズマスターが変えるのはポーズであって、人ではありません。二枚の画像を渡します。一枚は姿を保ちたいキャラクターの本人画像、もう一枚は欲しいポーズの参考画像です。すると参考画像のポーズを抜き出して、あなたのキャラクターに当てはめます。顔、髪型、衣装は元のまま、体の取り方だけが参考に合わせて変わります。
初めて使う人はよくこう聞きます。いくつかポーズのボタンを並べて選ばせてくれればいいのに、と。理由は、ポーズが連続的で千変万化だからです。数個のボタンでは永遠に足りません。だからここの核心は実はボーンにあります。システムが動作参考画像からボーンを自動検出し、このボーンこそがポーズを本当に動かすものです。自動検出の角度が少しずれていると感じたら、ボーン編集器に入って手動で調整でき、さらに複数のボーンを足して、二、三人のキャラクターを同じ画面で絡ませることもできます。これはボタン式メニューでは得られない自由度です。
内蔵ポーズの選び方
もちろん、毎回自分で参考画像を探す必要はありません。ポーズマスターには四十種類以上の動作が内蔵され、四つの大分類に分かれているので、場面に合わせて選べばよいです。
日常基礎は生活感のある姿勢を集めたもので、自然な立ち姿、街歩き、疾走、着座、壁にもたれる、横たわるといったもの。会話のコマや日常の場面に十分です。熱血バトルは躍動感たっぷりのほうで、格闘の構え、右ストレート、右サイドキック、ヒーロー着地、両拳の打ち出し、急降下攻撃。バトル場面にそのまま当てはめられます。魅力アピールは人物の魅力を見せるほうで、モデルウォーク、ピース、指ハート、振り返り、髪を整える、ウインクして指でカメラを指す。表紙やキャラ紹介に向いています。交流・情感は二人の間のドラマで、手をつなぐ、お姫様だっこ、額を合わせる、肩に寄り添う、背中合わせ、両手を広げる。二人の関係の張りはこの類が支えます。
一つの完全な実例
手元にヒロインの設定画があり、いま雨夜の街頭で格闘の構えを取らせたコマを作りたいとします。
第一歩、ヒロインのその設定画を本人画像として入れます。これが最後に保つ顔、髪型、衣装を決めます。第二歩、ポーズを選びます。熱血バトルの類から格闘の構えを直接選べば、参考画像を探す手間が省けます。もっと正確な角度が欲しければ、動作参考画像を一枚渡してボーンを検出させることもできます。第三歩、構えの腕の高さがいまひとつなら、ボーン編集器に入って肘の点を少し上に引けば大丈夫です。第四歩、背景を処理します。環境指示で欲しい雰囲気を記述するか、クイック舞台プリセットから雨夜の街頭を直接選びます。生成すると、相変わらず同じヒロインで、顔の本人らしさは寸分違わず、ただ欲しかったバトルのポーズに変わり、濡れたネオンの街頭に立っているのが見えます。
いくつかのコツ
本人画像は、なるべく顔がはっきりして目鼻立ちが整ったものを選びましょう。保ちたい姿が明確なほど、結果が安定します。舞台のほうは、内蔵プリセットがやや多すぎるほどで、サイバーネオン、日本の神社、魔法の森、古城、桜の公園、宇宙ステーション、海底宮殿、武術道場までそろっています。説明を書くのが面倒なときは一つ選ぶのがいちばん楽で、独特な雰囲気が欲しいときに環境指示で自分で記述すればよいです。それと、ボーン編集器は微調整だけのものではありません。複数キャラクターが絡む場面は、本当に時間をかけて中で配置する価値があります。二、三本のボーンを位置どりすれば、二人芝居の構図がずっと自然になります。
よくある質問
ポーズを変えるとキャラクターの顔が変わってしまうのか。これこそポーズマスターが避けようとすることで、設計目標が本人らしさを保つことにあります。本人画像さえはっきりしていれば、顔、髪型、衣装は保たれます。
必ず自分で動作参考画像を用意しないといけないのか。いいえ。内蔵の四十種類以上の動作を直接選べますし、もっと細かい、もっと特別なポーズが欲しいときに、自分で参考画像を渡してボーンを検出させればよいです。
二人の画面を作れるか。作れます。ボーン編集器は複数キャラクターのボーン追加に対応しており、手をつなぐ、お姫様だっこ、背中合わせといった交流・情感の動作は、まさに二人芝居のために用意されています。
いつ使うべきか
同じキャラクターを固定して、違うコマで違う動作をさせたいとき、あるいは頭の中にとても具体的なポーズがあるのにどうしても描けないとき、ポーズマスターはまさにそのときに役立つツールです。生成し直すたびに顔がぶれないか賭けるより、本人らしさを任せておけば、あなたは動作とカメラを並べることに専念でき、コマ割りがずっと楽になります。キャラクターの一貫性というこの関門を越えてこそ、物語は語り続けられるのです。